―どんな仕事をしていますか

当社は産業の基盤である「鉄」を軸に、橋梁・建築・鋼材販売・土木資材販売の4分野で事業を展開しています。私は橋や歩道橋などの工事において、主に「現場代理人」として計画立てから予算管理、安全確保など、現場全体の統括を担当。これまでに上田市にある内村橋の災害復旧工事にも携わってきました。施工では作業員の方との連携が大切です。個々の意見を尊重しながらも工事に関わる重要な部分は揺るがないようにし、わだかまりのない環境づくりを意識しています。

―ここで働くことにした理由

私は写真撮影が趣味で、橋から見下ろした景色や橋をモチーフとした風景が好きでした。OBの方の大学訪問で当社を知り、「橋を作る」という仕事に引かれ、入社を決意。橋に携われていることがうれしいです。今後は土木施工管理技士１級の取得が目標で、この資格を持つことで、大規模な土木工事の監理技術者として工事に関わるあらゆる部分を取り仕切ることができます。合格は容易ではありませんが、自己成長とキャリア形成の一環として、前向きに取り組んでいきたいです。

―仕事のやりがいは

携わった橋が、多くの人の暮らしに役立つことに社会的な意義を感じます。私は未経験から建設業の世界へ入り、用語の理解から測量などの基本技術まで一から学んできました。特に施工管理においては、現場写真を記録に残し、それを振り返りながら自己評価と実践を繰り返し経験を積んできました。先輩や作業員の方から学ぶことも多いですが、自分自身で考えて動く姿勢が大切な仕事だと考えています。こうして橋が完成したときの達成感は他に代えがたく、何よりのやりがいです。