―どんな仕事をしていますか

独自の「鋳物」技術を用いて、自動車、建設機械、農業機械などの部品を製造する当社。私は加工工場で、アルミ鋳物を素材とする自動車部品を加工しています。担当製品はほかの部品同士をつなぐ中核部品で工程も複雑なため、7台の加工機を使用します。その機械の点検やトラブル時の対処、部品の寸法測定などを行い、完成度の高い製品を効率よく生産する事が私の使命。数ミクロンの測定・入力ミスが大きな損害につながることもあるため、常に集中して慎重に作業にあたっています。

―ここで働くことにした理由

大学で機械工学や機械加工を学び、「将来はこの知識を活かせる仕事がしたい」と思うように。「実家から通いやすい製造企業」を軸に始めた就活で、鋳造から加工までを一貫して行い、さまざまな形で「ものづくり」に携われる当社業務の幅広さに大きな魅力を感じました。技術的な作業が多い分、日々の勉強は必須ですが、教育制度がとても充実していると感じます。先輩方には何でも質問できますし、社内資格をはじめ国家資格の取得もスキルに合わせて会社が支援してくれています。

―仕事のやりがいは

ミスや不良を出すことなく生産目標数を達成できた日は、「いい仕事ができたな」と実感します。最近、工場に新しい機械が導入され、新製品の加工をメインで担当しました。機械に対する知見が足りないながらも、自分で調べた情報から数値の予測と計算を繰り返し、諦めずに取り組み続けた結果、期日までに完璧な製品を仕上げることができました。今後も現場で機械の特性や加工技術の知識を深めるとともに、品質管理の研修や外部講習にも積極的に参加し、管理業務に携わっていきたいです。