2024年1月31日
自動車に欠かせないベアリング製造。社内プロジェクトのメンバーとして、品質改善に取り組んでいます!
株式会社栗林製作所(日本精工グループ)
生産技術部 旋削技術グループ
T Y
わが社のここがポイント
- 日本精工グループの一員として、自動車の「走る・止まる・曲がる」を支える部品製造に強みを発揮
- 社員目線の待遇やフランクな社風で、長く働きやすい環境を提供しています
- 仕事を通じて自分の成長や進化を実感でき、それに合う業務を任されるため達成感を得られます
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、“動き”が求められるすべての乗り物や機械の回転軸部分に組み込まれるベアリングという部品を製造する企業です。自動車用ベアリングの内・外輪の量産に特化した技術を独自開発し、製造工程の中で主に鍛造と旋削を担っています。私は現在、旋削工程の品質改善プロジェクトのメンバーとして、現場で発生する不具合の原因究明と改善に取り組んでいます。各部門から集まったメンバー4人で協力して取り組むプロジェクトで、私は機械の動作条件や取り付ける刃物の検証を担当しています。
―ここで働くことにした理由
就活では長野県内の製造業を中心に、エリアを絞らず検討。当社の工場を見学した際、熱を加えてたたき成形する鍛造と、工作機械で回転させながら削る旋削とを社内で一貫加工することにより、一本の金属の棒材がベアリングへと姿を変えていく様子が純粋に面白いと感じて、自分も携わってみたいと思いました。資格取得のサポート体制も充実していて、スキルアップが待遇に反映されるためやりがいがあります。機械を止めて保全作業を行う際などは残業になりますが、手当が支給されます。
―仕事のやりがいは
品質改善プロジェクトのメンバーでは一番の若手ですが、自分が提案した改善策の効果が出た時はうれしいですね。チームで協力し、2年で不良品率の半減に成功しました。会社全体の業績につながる仕事なので、喜びも大きいです。意識しているのは「3現主義(現場・現物・現実)」。不具合の原因究明は、現場をよく見ることが重要です。例えば旋削加工で出る金属の切り屑は製品に傷をつけやすいため発生時に制御したり、加工に使う刃物を的確に選んだりすることで、高精度の製品を目指しています。