2024年1月30日
業界のトップランナー企業の一員として日々学びを深め、工業用内視鏡技術の進化に貢献したい。
株式会社エビデント長野
技術部
小口 諒
わが社のここがポイント
- オリンパスの科学事業はエビデントとして生まれ変わりました
- オリンパスが100年の歴史で築いてきた技術や技能を生かした「ものづくり」を継承
- 生命科学の発展に欠かすことができない顕微鏡や産業分野の工業用内視鏡を一貫生産
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
精密機械器具の製造販売に100年の歴史を持つオリンパスから、顕微鏡や工業用内視鏡の事業を継承し、一貫生産を行っているエビデント長野。私は技術部に所属し、工業用内視鏡のレンズ設計を担当しています。日々進化を続けるこの業界で求められるレンズは、直径2ミリ、薄さ1ミリ以下というレベルがほとんど。極小の世界でお客さまの高い要望に応えています。私の業務は工程設計から試作確認、量産に入ったときのコスト計算まで、ものづくり全体に関わります。難しいことも多くありますが、その分、やりがいもあります。
―ここで働くことにした理由
大学時代に首都圏で暮らす中で、「自分のライフスタイルなら都内と地元、どちらでも不自由なく暮らすことができそう」と感じていました。会社との出合いは、大学で医療用の内視鏡について学んでいたことがご縁と言えるかもしれません。内視鏡という技術を広く見たとき、興味を抱いたのが工業用内視鏡の世界。その圧倒的なシェアを誇る会社が、自分の生まれ育った場所にほど近いエリアにあることを知り、ここで働きながら自分も成長していきたいと考えました。
―仕事のやりがいは
すでに高い技術を誇るこの分野ですが、お客さまからのニーズは日々進化し、性能や耐久性などあらゆる面で「さらに上」を求められます。難しい問いに答えを出すべく、日々挑んでいるような感覚で、苦労はありながらも一つ一つが深い学びとなるのが面白いです。その結果、適切に工程設計を描き、量産にこぎ着けたときの達成感はひとしお。新しい発想に見えることが、実はかつて発見されていたことの応用である場合も多く、過去にも未来にも学びに終わりはありません。