―どんな仕事をしていますか

当社は無線通信制御やカード認証など、セキュリティ関係のIOT（モノのインターネット）機器を開発・製造しています。中でも国内ホテル用カードロックのシェアは7割以上です。設計開発から製造、販売まで一貫して自社で行っているのも強み。私は、工場向け温度感知システムのプログラムの作成や修正作業を担当。お客さまが要望された仕様に沿って抜けや漏れがないよう、リリースに向けてチェックを繰り返しています。最近では電子錠の試験書作成にも関わっています。

―ここで働くことにした理由は

もともとものづくりに興味があり、短期大学校へ進学後は電気回路の設計と、関連するプログラミングや電気の知識を学んできました。卒業研究では機械学習による文字領域の解析をテーマに、人工知能で書籍の文章検索ができるかなどを検討。情報技術の魅力は、アイデア次第で社会の中心となる仕組みを発信できること、無数にある情報へ即座に触れられることだと思います。設計から完成品の製造まで一貫して行っている当社なら、こうしたＩＴ領域に深く関われそうだと感じました。

―仕事のやりがいは

自分が書いたプログラムで製品の動きを決められるのは、ソフトウェア設計の面白さです。処理手順を工夫して、要望に沿った動かし方ができた時はやりがいを感じますし、予期しない動きが出た時も、原因を探って特定できると達成感があります。社内ではコードの書き方について個別に勉強会を開くなど、分からないことがあれば先輩が丁寧にフォローしてくれるのも当社の魅力。恵まれた環境を生かして自己研鑽を続け、複雑な要望にも応えられるエンジニアを目指します。