―どんな仕事をしていますか

当社は地域のお客さまの食生活を支えるスーパーマーケットで、県内37店舗、群馬県に3店舗あります。青果、精肉、鮮魚、総菜など、鮮度・品質にこだわった安全・安心かつおいしい商品を店頭に並べています。産地とのつながりが深く、お客さまのニーズに柔軟に対応できるのも当社の強み。ジャムやドライフルーツなどメーカーと共同開発したオリジナル商品にも力を入れています。私は塩田店の精肉部門で、商品の陳列や鶏肉・豚肉の調理を担当しています。学生時代は簡単な自炊料理しか経験がなく不安でしたが、先輩が包丁の扱い方からさまざまなことを丁寧に教えてくれ、少しずつ慣れてきました。研修用に動画マニュアルがあり分かりやすいです。定期的に本部トレーナーの方の指導も受けながら、まずは部位ごとの正しい切り方を心がけています。

―ここで働くことにした理由

学生時代は経済学部で、ミクロ経済学やマクロ経済学、企業の経営戦略について多く学びました。いったん県外に出たことで、改めて慣れ親しんだ地元で社会貢献できる仕事がしたいと考えるようになり、就職活動は県内企業に絞って進めました。当社を志望したのは、小さい頃から家族と買い物に訪れる機会が多く、「安心して買い物ができるお店」として近所の人たちにも親しまれていたこと。自分にとって最も身近な企業として当社のことが真っ先に浮かび、ここでなら多くのお客さまのお役に立てると思いました。企業研究を進める中で、産地との連携や環境保全といった地域貢献にも力を入れていると知ったことも決め手の一つです。現在働いている塩田店は、実家に最寄りでなじみ深い店舗でもあり、身近な人たちの食生活を支えることに日々、喜びを感じています。

―仕事のやりがいは

心がけているのは、「正しい方法で丁寧に」作業すること。お客さまの食卓に並ぶものを自分が作っていることを意識して、角切りでも焼肉用でも、研修や動画で学んだことを忠実に、鮮度がよいものをお届けしています。薄切り用の器具の扱いは経験と感覚が必要なので、さらに経験を積んできれいに加工することが目標です。難しい部分は上司や先輩がフォローしてくれるので、たくさん手を動かして上達を目指しています。時には「こういう商品が欲しい」というお客さまの注文に合わせて、その場で加工することがあります。作業自体は通常業務と同じですが、直接お客さまのところに持って行った時に「ありがとう」「助かります」と声をかけていただけるのはうれしいです。レジ業務を担当する時に、購入されたお客さまの反応が見られることも刺激になっています。