2025年12月1日
知識ゼロから地震計のソフト設計を担当。専門性が高いからこそ学ぶ楽しさを感じています。

株式会社高見沢サイバネティックス
テクニカル本部 メカコン設計センター メカコン設計第三部 技術課
神津 宏尚
わが社のここがポイント
- 社会インフラを支える駅務システムのパイオニア
- 独自のコア技術を使って、多彩な製品づくりに挑戦できます
- 困った時もサポートし合える和気あいあいとした社風です
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は券売機や精算機といった駅務機器をはじめ、紙幣・硬貨やカードの処理を行う「メカトロ機器」、セキュリティゲート、防災計測システム(地震計)など、多岐にわたる特殊機器の設計・製造を行っています。私は地震計を手がける部署で、操作パネルのソフトウェア設計と評価を担当。地震計を使う自治体・気象庁の担当者にとって、より使いやすくなるよう、既存機種をもとにアップデートを行っています。サーバー設置のために全国の自治体を訪れるなど貴重な体験もできるポジションです。
―ここで働くことにした理由
当社を知ったきっかけは、高校の時に参加した地域の産業イベントです。多くの企業が出展する中、特に高校生の自分たちにも親身に、かつ専門的なところまで説明してくれ、興味を引かれました。その後工場見学の機会もあり、券売機などの実機が作られる様子を見たことで、より身近に感じて志望するように。大学で情報技術を学んだ後は、改めて当社の技術の独自性を実感。地元・佐久で、多くの人の生活を支える製品を設計できることに魅力を感じて、迷わず入社を決めました。
―仕事のやりがいは
地震計の設計には、地震学や通信技術など幅広い知識が必要です。最初は専門用語も理解できず苦労しましたが、初歩から勉強を重ね、少しずつ効率を上げることができています。社内はアットホームで、上司や先輩にも気軽に質問ができる雰囲気。学会や研修会に参加した先輩が最新情報を共有してくれるなど、常に刺激を受けて業務に取り組めます。携わった製品を日常で目にすることはあまりありませんが、社会の安全に自分たちの技術が直結していると思うと、やりがいも大きいです。


