―どんな仕事をしていますか

当社は、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの食肉製品を製造・販売している食品メーカーです。発色剤を使用しない「無えんせき」製法の「グリーンマーク」と、ハムの本場ドイツの伝統と日本の味覚を融合した「爽やか信州軽井沢」ブランドを展開しています。私は研究開発課で新商品開発や既存商品の改良などを担当。最近手掛けた商品では、衛生面を担保しながら、食べやすさと製造のしやすさを両立させることに苦労しました。価格やパッケージ、内容量などについては、営業担当と一緒に決めていきます。

―ここで働くことにした理由

大学で食品製造を学んだので、就職は県内の食品メーカーで考え、幼い頃から親しんでいた当社にエントリーしました。当社は高いレベルでの衛生管理と技術が求められる無えんせき商品を製造しており、安心安全を第一に考えている点が魅力でした。家賃補助や社内の自社製品販売会など福利厚生も充実しています。就活は、興味のある資格を取っておくと幅が広がります。食品の研究開発なら衛生管理者がおすすめ。デスクワークも多いので、パソコンスキルも仕事に生かせます。

―仕事のやりがいは

研究開発は何回も試作を繰り返すので、思い入れが深まります。スーパーで、お客さまが自社商品を手にしている時、特にやりがいを感じます。仕事は複数人で取り組むため、相談しやすいです。料理好きの人が多く、「開発・改良中の商品を食卓でどう料理したらおいしいか」まで考えて試行錯誤しています。私ももっと知識や経験を積んで、長く喜ばれる商品を開発したいですね。研究開発課は6人中4人が女性で、全社的に女性管理職も増え、その点でも働きやすさを感じています。