2024年12月4日
さまざまな機械設計を経験して知識と技能を身につけ、一機種全体の設計を一人で担当することが目標です。

株式会社前田製作所
技術部
山口 航矢
わが社のここがポイント
- 看板製品の「かにクレーン」をはじめ、人々の生活を豊かにする製品を生み出しています
- マエダブランドは長野から世界へ!55カ国以上で当社の製品が活躍中
- インフロニア・ホールディングス(株)の一員としてインフラサービスが広がる世界を目指します
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
建設機械、産業用機械を中心に開発・製造・販売する当社で、私はクレーンやフォワーダといった量産品の設計開発を担当。今年度はクローラクレーンのモデルチェンジに取り組み、計画モデルや図面作成などの設計のほか、試作品評価、量産に向けた改良、組み立ての立ち合い、不具合の対応などを行いました。このように一人の設計者が一つの機械を設計から量産まで担当できるのが当社の魅力。新入社員も試験補助や簡単な設計から任され、ものづくりの多くのプロセスに携われます。
―ここで働くことにした理由
機械の機構や構造を考えることが好きで、大学では機構設計ができる研究室に所属。設計から試作品の製作、評価までを行い、得られた成果を学会で発表しました。その経験を踏まえ、機械設計から完成まで全てのプロセスに携われる完成品メーカーにUターン就職したいと思い、幼少期から地元企業としてもよく知る当社に入社を決めました。残業の少なさや有休の取りやすさも魅力でした。入社後は1カ月の研修でクレーンなど技能講習をはじめ必要な資格を取得し、現部署に配属されました。
―仕事のやりがいは
完成品メーカーで、一からものづくりができること自体が楽しく、自分が設計した機械が現場で活躍する姿を見ると特にやりがいを感じます。入社2年目の昨年は、都市部で多く活躍するクローラクレーンのオプション部分を設計。初めて自分で図面作成から試作品の製作・評価を経て、部品を取り付けた時は達成感にあふれましたし、納車後、現場に出向いて説明をし、機能の需要が認められた時は感動しました。現在出荷待ちのモデルチェンジ機が実動する姿を見ることを楽しみにしています。