2024年2月6日
市町村の公共事業である上下水道の専門的技能をより習得し、地域の暮らしや自然豊かな環境の保全に貢献したい。
公益財団法人長野県下水道公社
東北信支社 小諸事務所
F.T.
わが社のここがポイント
- 県内の市町村などが管理する上下水道施設の維持管理や建設工事の技術的支援を行っています
- 長野県と県内の全市町村が出資し、設立した公益財団法人です
- 勤務時間、休暇・休日などの勤務条件や福利厚生などは長野県職員に準じています
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
小諸事務所では、市町村などの下水処理施設の維持管理や、下水道管路整備工事などに関する技術的支援を行っています。近年、各自治体で下水道事業を担う技術職員が減少している中、私は土木担当として、市町村などから受託した公共下水道の建設工事や管路清掃・点検調査を始めとした業務の実施に必要な設計書・図面などの作成、現場での技術・安全面の監理を行い、市町村や施工業者など関係する皆様と密なコミュニケーションを心がけながら、発注から完了まで円滑に事業が進められるよう努めています。
―ここで働くことにした理由
社会基盤を縁の下で支える下水道の役割や仕組みに興味があり、大学時代に土木環境工学を学びました。卒業後は東京の民間企業で排水処理設備の建設等に従事した後、地元に戻り市役所に入職。土木職として下水道事業も担当しました。そうした発注側の経験を生かし、より下水道の整備や維持管理に特化した分野で地域の発展や環境保全に貢献したいと考え、当公社に転職しました。ここでは資格取得の補助制度や各種団体の専門研修など、スキルアップの機会が充実している点にも働きやすさを感じています。
―仕事のやりがいは
公共インフラである下水道事業を通じて地域の皆様の生活環境の向上と水環境の保全に寄与できることにやりがいを感じます。また、社内では、土木、電気、機械、水質といった各分野で経験豊富な先輩方に技術面などの相談ができ、的確なアドバイスが受けられるのも心強く、計画的に業務を進めることでワークライフバランスを整えやすい職場環境であることも魅力です。今後は、当公社で現在新たに取り組んでいる上水道事業の技術的支援に関する技能へも幅を広げ、より信頼される技術者を目指していきたいです。