―どんな仕事をしていますか

当グループは鉄道（長野−湯田中間）、バス、タクシーの運行、不動産、観光、旅行、広告、エネルギーなどの事業を展開しています。私は長野駅に勤務。窓口で乗車券や定期券を販売する出札業務、列車到着時に乗車券回収を行う集札業務、発車時刻やホームの案内などの改札業務の他、鉄道グッズや契約農家の野菜など地元産品の販売も行っています。観光で訪れるお客さまも多く、沿線観光地情報、乗り換え案内など、さまざまなお問い合わせに対して丁寧な対応を心がけています。

―ここで働くことにした理由

大学時代、公共政策の授業でまちづくりの政策決定を学んだことで興味を持ち、地域活性化に貢献できる仕事を第一に就職活動しました。当社は100年以上にわたり地域の皆さまの足としての役割を果たすとともに、企業グループとして幅広い事業を展開し、北信地域の活性化に大きく貢献しています。また駅改札口での地元産品の販売や、他社で使用された車両を使うことで鉄道ファンを呼び込むなど、独自の取り組みを積極的に推進していることにも魅力を感じました。

―仕事のやりがいは

改札で観光のお客さまに沿線観光地について尋ねられ、分かりやすいようにパンフレットなどでご案内したことがあります。お戻りの際、私を覚えていてくださり、「とても楽しめました」と声をかけてくださいました。この時は本当にうれしく、やりがいを感じました。また長野駅は外国からのお客さまも多く、メモ用紙に乗り換えなどの案内を図に書いて分かりやすく伝えるよう心がけています。今後、英会話や介助士などの資格も取得していきたいと考えています。