―どんな仕事をしていますか

当社は金属の総合商社。資源の回収からリサイクル、販売まで一連の流れを行っています。私の所属工場では、日本中から使用済みアルミニウムを回収し、自社工場でリサイクル。棒状の「インゴット」に再生して販売します。入社して半年ほどは工場のさまざまな職場で、リサイクル技術について勉強してきました。例えばアルミニウムは新しく作るより、リサイクルした方が大幅にＣＯ₂を削減できます。現在は学んだ知識を生かして、工場に資源を持ち込んでいただいたお客さまの対応をしています。

―ここで働くことにした理由

幼い頃、近所の山で虫取りをするのが好きでした。年々、見られる虫や生物が変わっていくことを、不思議に思っていた記憶があります。大学生になり、授業で環境問題について勉強した際、それらは外来種が増えていたこと、生物の住む環境が年々危ぶまれていた現象だと分かりました。このことが、リサイクル企業に興味を持ったきっかけです。当社は、県内はもとより全国各地で販売・流通をしており、100年を超える歴史があります。環境への貢献度が大きいのではないかと思い、志望しました。

―仕事のやりがいは

専門的な知識が多く必要となりますが、教育体制も充実しているので、学ぶうちに先輩たちの会話が理解できるようになり、仕事にやりがいを感じます。直近の目標は、事業所内の業務を一人でできるようになること。お客さまによって取り扱うアルミニウムの種類が異なるので、しっかりと覚えることで今後の業務につなげていきたいです。その後の目標は、資源回収やインゴット販売をする営業担当者として一人前になること。憧れの先輩がいるので、その姿を目指したいです。