―どんな仕事をしていますか

HIOKIは国内外に事業を広げる電気計測器メーカーです。当社が手がける製品は、日常で使われる電気の保守点検、品質管理、電子部品やバッテリーを生産する工場のライン等で活躍しています。私は入社時からセンサの開発チームに所属し、現在は当社独自の技術となる非接触電圧センサの開発に携わっています。使用されるのは主に、建物の電気の根幹となる分電盤など。金属部分に触れずに電圧を測ることができるので、安全面や使いやすさを考える上でとても有効な製品です。

―ここで働くことにした理由

大学ではシステム生体工学を専攻。乳がんを判別できるセンサなどの研究に関わる中で、測る技術の面白さに惹かれ、就活時は「計測器」をキーワードの一つにしてきました。当社を知ったのも計測器を専門に扱う企業だったから。加えて大学３年生の時に参加したインターンシップで、「私たちが作るのは、最先端技術のマザーツール」という言葉を聞き、最先端領域を支えられる仕事という点に一気に惹かれました。大学のキャンパスのような環境や温かみのある社内の雰囲気も決め手です。

―仕事のやりがいは

非接触電圧センサという当社にしかない技術に触れ、先輩方が積み上げてきたものの一端に関われることにとてもワクワクしています。お客さまの要望が種になって、新しい製品が生まれることも多数。さまざまな知識や技術の積み重ねから、自分も次世代のモノづくりに役立つ新しい製品を生み出していけるのはやりがいがあります。多彩な実験設備を備えた専門の研究棟があったり、就業時間の10％を仲間同士の自由な研究に充てられたり、開発を後押ししてくれる社内環境も魅力です。