―どんな仕事をしていますか

当社は光学ガラスをはじめ、セラミックス・金属・特殊樹脂などの精密平面研磨をコアテクノロジーに、光学・半導体部品等を加工・製造しています。私は光学ガラスの研磨加工を中心に、量産に入る前の試作や社内ノウハウ確立のための基礎実験を行っています。試作案件では、お客さまからの素材受け入れから、加工、出荷まで一人で担当。ガラスの他、銅板、セラミックスなどの素材も扱い、サイズもさまざま。それぞれに最適な加工方法を確認しながら作業を進めています。

―ここで働くことにした理由

ものづくりを通して社会に貢献したいという思いが強く、長野県内製造業の中でも、特に将来性のある会社を目指していました。スマートフォンをはじめとする精密機器の部品の精密研磨加工を行う当社でそれが実現できると思い、入社を決めました。精密平面研磨は素材の最も良い状態をつくり出し、省エネなどの付加価値をつける極めて重要な技術。ニッチな分野ではありますが、だからこそ、その道のプロフェッショナルとして技術を究めていける可能性があると思っています。

―仕事のやりがいは

試作で面白いのは、以前と同様にやってもうまくいかないことが珍しくなく、その原因を探り、打った改善策が自分で考えた通りうまくいった時。また初めて手がける素材、ニーズなど、今まで経験したことのない難しい案件で成果が出た時には、とてもやりがいを感じます。職場は風通しが良く、同僚や先輩・上司に相談しやすいのも助かっています。また意見や提案が伝えやすく、日々の業務に反映されることも多いので、仕事へのモチベーションアップにもつながっています。