―どんな仕事をしていますか

当社は鉄道やビルなどの電気設備に欠かせない「電気接触関連機器」を手掛けています。停電時の電源切り替えや電車のドアの開閉など、安全管理上必ず必要になる製品なので景気に左右されにくい安定性があります。私は品質管理部に所属し、製品を組み立てる前の部品の受け入れ検査や、製品を構成している材質に人や環境に影響を及ぼす化学物質が入っていないかの調査などを担当しています。製品の品質や次の工程に影響を与える業務なので緊張感を持ちつつ丁寧な作業を心がけています。

―ここで働くことにした理由

大学時代を県外で過ごし、地元の暮らしやすさを再確認したことから「就職は地元で」と考えていました。当社は小学校の通学路沿いにあり、高校生の頃に使っていた駅に会社紹介のブースもあったことから、社名を知る存在でした。改めて説明会に参加すると、製品の開発から製造、販売までを一貫して行なっていることや、産業やインフラのさまざまな場面を支える製品を生み出していることを知り、驚きました。人事の方が親身に対応してくれたことも魅力に感じ、入社を希望しました。

―仕事のやりがいは

新しいことができるようになった時、大きなやりがいを感じます。私は文系学部出身のため、製造業で働くことに不安もありました。しかし説明会で「こんな文系の先輩もいるよ」「こんな仕事もあるよ」と理系でなくても活躍できる場があると知り、チャレンジしてみたいと思いました。受入検査や環境調査も、当社で働きはじめてからできるようになりました。今は品質管理の知識を問うQC検定の取得を目指し勉強中です。知識や経験を増やして、仕事に役立てていきたいです。