―どんな仕事をしていますか

当社はバルブを主力とする流体制御機器の総合メーカーです。私は設計部門のDX推進担当として、設計システムの保守・管理・改修、ヘルプデスク業務、およびRPA（PCで行っている定型作業を自動化できるツール）を使った設計業務の効率化に注力しています。全社的にもITを駆使した業務改善は目まぐるしく、手作業は可能な限り自動化される方向です。こうした新技術の進展には日々アンテナを張り、新しいITツールやサービスを自ら触れて試すことを大切にしています。

―ここで働くことにした理由

当初は県内外を問わず就活を進めていましたが、他県の工場などを見学する中、生まれ育った長野の景色や空気が心地よいことを実感。採用の過程で関わった方々の人柄にも好感を持ち、入社を決めました。当社のバルブ製品は生活インフラ、建設設備、工業プラントなど、国内外の幅広い業界に対してシェアを持っており、将来的な安心感を得られたことも決め手の一つです。充実した福利厚生も魅力で、年間124日の休日や有休・育休の支援など、働きやすい環境を実感しています。

―仕事のやりがいは

システムやツールの改善によって、「業務が楽になった」という反応をもらえるとうれしいです。ユーザーである設計部門からの声を大切にし、単なる要望・意見収集ではなく、設計者との対話による本質的な改善点の抽出を意識しています。特にRPAは自社開発ができるツールなので、柔軟に社内のニーズに対応し、効率的な改善が可能です。現在は製品の部品表の入力を自動化するRPAの開発を進めており、これがリリースされることで大幅な業務改善が期待されています。