―どんな仕事をしていますか

当社は飲食店を中心に、ケータリングサービスやリゾート開発など、さまざまな業態を運営しています。私は「廻る寿司処あっちゃん」に所属する寿司職人です。毎朝、豊洲から届く新鮮な魚をさばき、仕込みをしてお客さまを迎えます。開店後はカウンターで寿司を握るほか、天ぷらやみそ汁などの調理を担当。お客さまと会話しながら、味や見た目、そしてスピード感のある提供を心掛けます。当店スタッフは明るく、心の広い人ばかりで、忙しい時でもお互いにフォローしながら助け合っています。

―ここで働くことにした理由

高校時代に当店でアルバイトとして働いていた時、背後から見る職人さんの姿がかっこよくて「自分も寿司を握れるようになりたい」と感じました。そして地元の雄大な山々が見える環境で働きたいとも思いました。入社後は先輩に教わりながら、そして手つきをまねしながら、握りの技術を磨いていきます。裏で仕込みをしながら、たくさん練習をしてきました。一般的に修行は厳しいイメージが持たれていますが、当社では優しく教えてもらえます。私は１年目からカウンターで寿司を握らせてもらいました。

―仕事のやりがいは

お客さまから「おいしい」と言ってもらえたときは、とてもうれしく思います。特にこだわりのネタは「こはだ」。酢締めの味付けを先輩から受け継いで守っているので、責任を持って握っていきたいです。初めて寿司を握ったときは緊張で手が震えたことを思い出します。現在は焦らず握れるようになり、先輩にも認めてもらえたような気がして「もっと頑張ろう」という思いを強くしています。多くのお客さまから「おいしい」と言ってもらえるよう、さらに精進して、先輩方と並べるように努力していきます。