―どんな仕事をしていますか

当社は長野と東京を拠点に、ソフトウェア開発やIT運用管理、製品の設計から製造までを支援する「CAD/CAM製品」のサポート業務などを幅広く行っています。私は社内システムの開発を担当しており、今は災害時に社員の安否を確認するアプリを製作しています。サーバーなど基盤部分は上司が担当し、私は「ユーザーインターフェース」と呼ばれる利用者が操作する画面などの開発を担当しています。ニーズをもとに機能を整理し、実装と検証 を重ねながら、使いやすいシステムづくりを学んでいます。

―ここで働くことにした理由

AIの発達により将来的に多くの仕事がなくなるかもしれないと考えて、「AIを開発する側の仕事」に就こうとIT系の学校に進学しました。学ぶ中で、必要な機能を考え、試行錯誤しながら実装していくことに達成感を覚え、システムエンジニアを志すように。「自社開発」ができる環境を重視して就職活動を進めました。同じ学校の卒業生の先輩が当社で活躍していると知り、興味を持って説明会に参加。本社を訪問した際、社内の雰囲気が良く、居心地の良さを感じたことも決め手の一つでした。

―仕事のやりがいは

相手の要望をどう実現するかを考え、提案したり工夫を加えながら形にしていくことにやりがいを感じています。単に言われた機能を作るだけでなく、自分なりに「こうした方が使いやすいだろう」と考えながら取り組み、それを評価してもらえるとうれしいです。現在担当しているのはユーザーが直接操作する部分のため、デザイン面も重視しています。例えば、システム内のボタンは文字だけでなく、「色」や「形」などの見た目からも機能や目的が直感的に伝わるよう工夫しています。