―どんな仕事をしていますか

自動車やバイクなどのエンジンの心臓部であるピストンメーカーとして、生産高、生産数量ともに国内トップを誇る当社。私は研究開発部署で、ピストンを動かす際に生じる摩擦の低減など、効率を上げることで燃費向上に貢献するアイテムの開発と検討に取り組んでいます。市場に出るまでに3〜5年を要し、素材メーカーや大学と共同で取り組むプロジェクトも多数あります。現在は、ピストンの先端に施すコーティング材の開発に従事。現状より効率を上げる画期的な製品の開発を目指しています。

―ここで働くことにした理由

大学で学んだ材料力学を生かせる県内の製造業を志望しました。就職イベントに参加した際、縁あって最初に話を聞いたのが当社。自動車に求められる安全性と機能性、低燃費性をかなえるピストン製造で世界トップクラス、かつ国内シェア1位を誇るものづくりに引かれ、志望しました。私の部署はフレックスタイム制度を利用できるため、出勤時間の自由度が高いのも魅力。積極的なコミュニケーションや業務効率化ツールを使って残業を減らすよう部署全体で取り組んでおり、とても働きやすいです。

―仕事のやりがいは

開発中は試験を繰り返し、アイテムが求める条件を満たすか検証を行います。想定通りの結果が出ると達成感がありますし、うまくいかない時も原因を解明できた時にはやりがいを感じます。上司とも相談しやすく、チーム一丸で業務に当たるため心強いです。他メーカーや大学など社外パートナーとの協業で相手のニーズを汲んだりアイデアを出し合ったり、仕事の進め方についても成長しました。開発の道のりは困難ですが、知識を重ねて課題解決力をつけ、誰も考えつかないようなアイテムを開発したいです。