2024年2月6日
印刷についての知識がなくても、機械好きなら大歓迎!責任重大だからこそ、達成感もひとしおです。
信濃毎日新聞株式会社
長野製作センター 印刷部
小林 昂平
わが社のここがポイント
- 自社だけでなく他社の発行物も受託印刷。新機械も導入準備中
- 先輩や上司に相談しやすく、若手も新しいことに挑戦でき、さまざまな人の役に立てる
- 新聞製作や媒体を活用したプロモーション・イベントで信州を盛り上げられる
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
毎日の朝刊に加え、イベント時に挟まれる「別刷り」と呼ばれる特集号などを印刷しています。しかし、実際に「刷る」作業を行うのは1日のうち2時間程度。その他の時間には、印刷機のメンテナンスや紙の補充、「刷版」と呼ばれる印刷用の大きなハンコのようなものの作成など、毎日の印刷作業を滞りなく進めるため、チームに分かれてさまざまな準備をしています。基本的に勤務は夜勤、日勤、遅出の3交代制。夜勤の勤務時間である午後7時から午前3時の間には朝刊を印刷しています。
―ここで働くことにした理由
工業高校へ進学し、さまざまな機械に触れる中で、大型機械を扱う仕事に憧れを抱きました。就活の際、新聞を刷るための「輪転機」という大型印刷機が目に留まり、当社に興味を持つように。高校の先生や、当社に就職したOBの話を聞くうちに、新聞印刷の面白さを知り、「ここで働きたい」と決意を強くしました。印刷の知識はゼロでしたが、分からないことは何でも教えてもらえたので安心して働けています。責任重大な作業が多い分、無事刷り終えた時の達成感はひとしおです。
―仕事のやりがいは
作業にかかる時間や印刷部数など、「数字」から成長を実感できるのがやりがいです。例えば、印刷中の輪転機を素早く調整し、「損紙」と呼ばれる製品にならない新聞を減らせたときはすごくうれしいです。朝刊は1回で約23万部を印刷するため、少しのミスが大損害につながります。入社間もない頃はプレッシャーに震えていましたが、最近はさらなる効率化について考える余裕ができました。今後は新しい輪転機を導入します。未来の後輩にしっかり教えてあげられるよう、使いこなしたいです。