2023年2月6日
人の命に関わる自動車部品。一つ一つの仕事を丁寧に、責任感を持ってやり抜くことを大切にしています。
株式会社髙﨑製作所
技術部
小林 太一
わが社のここがポイント
- 精密プレス生産に自社開発の画像機を組み合わせ、製品品質の全数保障が可能な生産体制を構築しています
- お客さまの求める製品の実現のために、形状や工法の提案を行いながらの金型設計・製作が可能です
- 自動車の自動運転化へ対応するため、お客さまと共に最先端技術の研究開発に取り組んでいます
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は自動車のエンジンやブレーキ周りの電子部品などを、金型を使った「精密プレス加工」という技術で製造しています。私はその金型に使う部品やプレートを、ワイヤの放電熱によって材料を切断する「ワイヤ放電加工機」を使って製作しています。1000分の1㍉単位で機械を動かすためのプログラミングも、初めはうまくできず時間がかかっていましたが、厳しくも優しく、何度でも指導してくれる先輩たちのおかげで少しずつ早くなり、できることも増えてきたところです。
―ここで働くことにした理由
製造業の中でも、1000分の1㍉単位の精密加工を可能とする高い技術力に強く引かれました。また、企業訪問した際に見せてもらった工場内が明るくとてもきれいで、全灯をLED化して環境にも配慮しているなど、製品以外の部分にまで気を配れる会社であるところも魅力に感じました。最終的に決め手になったのは、訪問当日に会った社長、常務をはじめ、働いている人たちが皆、気さくで明るい人ばかりだったこと。知識や経験がなくてもステップアップできると感じ、入社を決意しました。
―仕事のやりがいは
万が一自動車部品に不良があれば、人の命に関わる事故につながる恐れもあります。それだけに、一つ一つの仕事を丁寧に、責任感を持ってやり抜くことを強く意識しています。超精密加工を可能にする多彩な機械に囲まれて働けているので、それらの機械を少しずつでも使いこなして難しい加工に挑戦し、金型や図面への知識も深めて、将来的には金型の組み立てや設計までできるようになりたいです。現場を理解した上でお客さまに提案する「技術営業職」も視野にスキルアップを目指します。