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2023年2月3日
身近な本を作る製本の仕事は面白く、毎日が発見の連続!電子書籍が増えていく世の中で、紙の本の奥深さを広く伝えたい。
柳原工場3号ライン
大城 登輝
わが社のここがポイント
- 「丈夫で、見やすく、美しい本」づくりで、1200社以上の取引実績がある全国展開の企業です
- クータ・バインディングをはじめとする特許技術があり、高品質にこだわっています
- 上製本を日産3万冊、並製本を日産20万冊。高い生産能力、一貫生産ができる設備が強みです
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、印刷された1枚の紙から書店に並ぶ本へと製本する工程を自社設備で一貫生産しています。本社工場では主にハードカバーと呼ばれる図鑑などの上製本を、私が所属する柳原工場では雑誌や教科書などの並製本を製造。私は断裁機のオペレーターとして、紙の束がとじられ本の形になった印刷物を背表紙になる以外の3辺を仕上がりサイズに合わせて数冊ずつ断裁し、検品する工程を担当しています。機械のレバーや目盛りを手動でミリ単位でセットする繊細な仕事です。
―ここで働くことにした理由
印刷会社で働く叔父から仕事の話を聞き、印刷業に興味を持ちました。印刷関係やDTPなどを勉強し、学校の紹介で知ったのが当社です。もともと本が好きだったので、「製本」について知りたいと工場見学に参加したところ、充実した設備の中で熱意を持って働く社員の方の姿が印象的で、一員になりたいと思いました。入社当初は専門用語が多く戸惑いましたが、親身に教えてくれる先輩方からアドバイスをもらい、少しずつ理解して今は一連の作業ができるようになりました。
―仕事のやりがいは
微調整をしながら数冊ずつ断裁する作業は難しい分、全てが傷なく均一に仕上がると達成感を覚えます。検品作業は、広く社会に流通する製品であることを意識し、1冊ずつ丁寧に確認をしています。製本の仕事は普段目にする本を自分で作る面白さがあります。当社には「現代の名工」「信州の名工」を生んだ技があり、特殊製本にも対応する独自技術など、学ぶことが多い職場です。今後は製本に関わるさまざなま工程に携わり技術を覚えながら、最も重要とされる表紙貼りの工程をすることが目標です。