2023年1月30日
品質管理は製品の信頼性を高める大切な仕事。さまざまな製品を支える特殊加工の金属で社会に貢献したい!
カワイ精密金属株式会社
品質管理課
成澤 天河
わが社のここがポイント
- 独自の製法による金属加工で業界でも高い評価を得ています
- 異形加工のパイオニアとして世界に君臨しています
- 若手にも裁量が与えられ、さまざまなプロジェクトに参加できます
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、金属に圧力を加えて板状に延ばす「圧延加工」の中でも、形状に段差を付ける「異形加工」という技術で、金属をさまざまな形に加工しています。加工した金属は、自動車、家電製品、情報機器など、多くの分野で使用されています。私は、製品の合格・不合格の境界を見極める「限界見本」の製作や品質チェックを担当しています。限界見本があることで数値で表わすことができない品質の客観的な合否判定ができ、常に一定の品質の製品を世に送り出すことができます。
―ここで働くことにした理由は
大学進学を機に県外に出ましたが、自然豊かな信州で働きたいと思うようになりました。昔からものづくりが好きなので、製造業を中心に就職活動をしました。当社は知人を通じて知り、説明会に参加したところ、㈱河合楽器製作所のグループ会社で、その技術は自動車やゲーム機といった身近な製品づくりに貢献していることに魅力を感じ志望しました。入社後はさまざまな部署を経験できる研修期間があり、先輩も親切に指導してくれるので、安心して働けています。
―仕事のやりがいは
当社の製品は半導体やさまざまな電子製品に使用されており、今後ますます需要が高まると考えていますし、新たな分野を開拓できる可能性もある技術だと感じています。自分が製造に関わった部品が人々の生活の役に立ったり、自分にも身近な製品に生かされたりしていると思うと、とてもやりがいを感じます。まだ覚えるべきことは多いですが、不良品の発生を防げるように製造工程や検査機器について学びを深め、不良品が生じる原因の究明から改善まで対応できるようになりたいです。