―どんな仕事をしていますか

当社ではトレーやお菓子の袋など食品用の包装資材や、段ボール・テープといった梱包資材、工業製品を出荷するための緩衝材などの卸売り販売を手掛けています。スーパーや食品工場をはじめ、機械部品メーカーや個人の菓子店など取引先は多種多様。私は上田支店の営業として、主に上田の一部地域と佐久・軽井沢方面のお客さまを担当し、ニーズに応じた商品提案を行っています。「ホクト」の社名への信頼を感じることも多く、新規のお客さまとも話を進めやすい環境です。

―ここで働くことにした理由

学生時代は太宰治や芥川龍之介などの近代文学を専攻。4年間の県外生活を経験したことで、改めて自分には長野の気候風土が合っていると感じ、県内企業を中心に就活を進めてきました。「ホクト」は地元での知名度が高く、安定感のあるイメージ。給与や福利厚生面を見ても、長く続けられそうだったことが志望の理由です。もともと人と話すことが得意ではなく、営業職に不安はあったのですが、先輩に同行するなど徐々に話の進め方を学び、今はかなり慣れることができました。

―仕事のやりがいは

商談を通じて、お客さまとの関係を深められた時にやりがいを感じます。最近は資材を卸している洋菓子店から「冷凍ケーキをきれいにカットしたい」という相談を受け、東京で開かれた製菓用機器の展示会へ一緒に出かけました。そこで紹介したメーカーさんと、今は具体的に購入の話が進んでいるとのこと。自社のつながりを生かし、商材の枠を超えてお客さまのニーズに応えられた時はうれしいですし、今後も確かな商品知識を身に付けて、信頼関係を築いていきたいと思います。