―どんな仕事をしていますか

当組合は営農・経済・金融・共済の４事業を中心に、人々の暮らしに関する幅広いサービスを提供しています。私は広丘支所の金融共済課の窓口業務を担当しています。入出金や振り込み、公共料金の支払いなど日常的な対応のほか、住所変更や印鑑の紛失などの相談や手続き、書類確認などの事務処理を行っています。お金を扱う業務なので責任は大きいですが、振り込め詐欺などにも注意しながら、窓口に来店するお客さまの用件や要望を丁寧に聞くよう心掛けています。

―ここで働くことにした理由

地元での就職を希望していました。新型コロナ禍の就活でしたが、大学内でのウェブ説明会で比較検討する中で、地元に貢献し、地域とのつながりが深いJAに興味を持ちました。よく利用していた直売所をはじめ、ガソリンスタンドや自動車販売、葬祭、福祉など、さまざまな事業を通して生活の基盤を支えていることを知り、入組を決めました。１年目の窓口業務は緊張の連続でしたが、新人教育のお世話係の存在は心強く、先輩や上司も相談しやすいので、困ったことはありません。

―仕事のやりがいは

入組して間もなく「新人の子？ 頑張ってね」と声をかけてもらったり、名前を覚えてもらったりと、お客さまから励まされました。仕事は、お世話係の先輩に教わりながら覚え、入組後は受検料やテキスト代など補助制度を使って証券外務員の資格を取得しました。最近は年金についての相談を受けることも増えているので、今後は担当者につなぐだけではなく、窓口で答えられるよう学びを深めたいと思っています。名前や顔を覚えてもらうのと同時に、信頼される存在になりたいです。