―どんな仕事をしていますか

明治25年に小諸市で創業したツルヤは地元長野のお客さまにはもちろん、県外の方にも愛されるスーパーマーケットです。家計と身体にやさしく、心にうれしい商品・料理・サービスの提供に取り組んでいます。生鮮食品はバイヤーが直接産地まで足を運ぶなど厳選し、信頼できる全国の生産者と提携。原料から製造過程までこだわったオリジナル商品の開発にも注力し、人気を集めています。私は全42店舗中で最も売り上げが多い軽井沢店の鮮魚部門に所属。研修で魚のさばき方や知識を習得し、現在は調理加工、盛り付け、品出しなどを担当しています。朝は6時半には出勤し、9時の開店に備えて準備します。営業中はお客さまに依頼された鮮魚調理や翌日の仕込みなどを行い、午後4時に退勤。連休や避暑シーズンは忙しいため、計画的な商品準備を心がけています。

―ここで働くことにした理由

進学で長野を離れましたが「卒業後は地元の東信地域で就職したい」と考え、幅広い業種で就活を行いました。ツルヤは、私自身小さな頃から親しんできたスーパーマーケット。人気店だったため、子どもの頃は全国展開の店舗と思い込んでいたほどです。地域に寄り添う店舗づくりを実行し、信頼できる商品をそろえていることをよく知っていたので、自分も貢献したいと思い志望しました。軽井沢店は社員やアルバイトの人数が多く、コミュニケーションを取りながら協力し合う活気ある雰囲気です。社員が気持ちよく働ける環境が整えられていて、休日は1カ月に9〜10日。繁忙期以外は希望すれば土日も休むことができ、接客業でありながら友人や家族と休日を合わせることも可能です。さらに、年2回は4連休を取得することが全社員に推奨されています。

―仕事のやりがいは

入社後1カ月は店頭に立ち、レジ登録と接客を経験。毎日のように通ってくださる地元のお客さまの存在や、首都圏から訪れたお客さまの「長野に来たらいつもツルヤに来るのが楽しみ」「この商品を買いに来ました」といった言葉にうれしさを感じました。レジスタッフはお客さまにとってツルヤの顔。接客の最初と最後にあいさつをすることや、高齢の方や妊婦の方が来られた際に会計後の商品を袋詰め用の台まで運ぶなど、お客さまの身になって行動することを心がけました。全店舗中、売上が最も高い軽井沢店は鮮魚部門の仕事量も多く、スピードが求められます。配属当初より作業速度が上がり、さらに、おいしそうに仕上げたり捨てる部分を最小限に抑えてさばいたりできるようになり、自分の成長を実感でき、うれしいです。鮮魚部門でさらに経験を積み、刺身調理まで任されるようになりたいです。