2024年12月5日
日本の厳しい建築基準を深く理解し、さまざまな設計の経験を積んで早く一つのプロジェクトを任されるようになりたい。
株式会社守谷商会
建築事業本部 設計部
MUHAMMAD ABRAR
わが社のここがポイント
- 多様化・高度化する社会のニーズをカタチにし、地図に残るスケールの大きなものづくり
- 創業108年の技術と信頼
- 女性社員多数活躍中
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、建築・土木・不動産を事業領域とする総合建設業。私は設計部に所属し、公共施設や商業施設など多様な設計業務を担当。施主や行政、業者との打ち合わせを通じ、BIM(3Dモデルを基に設計や施工などが一元化できる手法)で要望や法的要件を反映させた図面、パース(完成予想図)などを作成します。また施工中は2週間に1回ほど現場に行き、図面通りに施工されているかを確認します。各種書類はわずかなミスも見逃さない上司に倣い、細心の注意を払って作成しています。
―ここで働くことにした理由
政府派遣留学生として来日して長野高専で5年間、土木を学びました。その間に当社の長期インターンシップも経験。BIMの設計で建築の面白さを感じ、街中で当社が施工した建物を見て「この会社の一員として建物から地域貢献したい」と思いました。また母国で建設現場の監督を務める父から日本の建設技術の精密さ、建築基準の厳しさを聞いていたことも入社のきっかけになりました。登山やスノーボードも好きで、自然豊かな信州で働きたい思いも後押しになりました。
―仕事のやりがいは
お客さまのニーズに応じ、他部署やさまざまな業者など多くの人と協力し合って、社会に役立つ建物を設計できることは大きなやりがいです。印象的だったのは、約2年の工期で竣工したゴミ処理施設。何もない場所に数百人の職人によって大規模施設が完成するまでを目の当たりにし、急な設計変更などもあって苦労した分、感動しました。また社内では社員用ラウンジが新設されたり、イスラム教徒の私のために礼拝空間を設けてもらったりと、社員の働きやすさに配慮された環境づくりも魅力です。