―どんな仕事をしていますか

当社はコンデンサ（蓄電器）を中心とした電子部品メーカーですが、実は「電源」の設計・製造もおこないます。電源は、いわば電子機器の心臓部。電源がなければほとんどの電子機器は動きません。そして、電源で最も重要視される部品が電解コンデンサであり、当社の主力製品となります。当社はコンデンサメーカーでありながら、そのノウハウを生かし電源の設計・製造をおこなっています。私は電源の評価や見積業務、基板設計を担当。日々学びながら業務をしています。

―ここで働くことにした理由

就職先を決めかねていた際、父より勧められた企業のひとつが当社でした。最初はコンデンサメーカーという印象が強かったため、私がやりたいと思っていた回路・基板設計とはあまり縁のない会社だと思っていました。しかし調べてみると、電源の設計をおこなっていて、回路・基板設計のできる職種を見つけて関心を持ちました。また、福利厚生もしっかりしており、大手ならではの安心感がありました。今まで学んできた自分の知識を生かし、さらに学ぶことができると思い、入社を決めました。

―仕事のやりがいは

入社当初は電源がどのようなものか知る程度で、専門的な知識はない状態でした。しかし、研修や業務を通して知識がつき、新しい仕事を任されるたびに成長を感じています。また、初めて電源の基板設計を任された際には、自身のやりたかった仕事でもあり、いっそうやる気が出ました。設計を担当した基板が完成して手元に届いたときには、とてもやりがいを感じました。今後は、先輩方や上司のように知識や経験を身につけて、安心して仕事を任せてもらえるような技術者に成長していきたいです。