―どんな仕事をしていますか

診断薬の原料となる「抗体」の製造や医薬品試験の受託など、バイオテクノロジーを用いた医療分野に事業を展開する当社。なかでも私はインフルエンザ等の診断薬原料となる「モノクローナル抗体」を製造する部署に所属しています。お客さまからの要望に合わせて、バイオの技術で細胞の培養などを行うこの仕事は、繊細な工程が多く、また高い技術を要するもの。最初は一つ一つに時間がかかっていましたが、上司や先輩のあたたかい指導のおかげで徐々に作業にも慣れてきました。

―ここで働くことにした理由

上伊那農業高校に通っていたころからバイオテクノロジーを学んでおり、大学も同分野で進学。「将来は地元で学びを活かせる仕事を」と考えるようになりました。就職活動ではまず県内全域で企業調査をしていましたが、実家からも通える距離でバイオ技術を使い、医療分野にも貢献できる当社の存在を知り、すぐに第一志望となりました。大学での学びとは分野は多少異なるものの、使用する器具などはなじみのあるものばかり。高校の先輩も多く在籍していて、心強い環境です。

―仕事のやりがいは

仕事を続けていると、少しずつではありますが自分の技術が向上していることに気が付く瞬間があり、そんな時にとてもやりがいを感じます。社内には技術力を測る力量認定の制度もあり、レベルによって携わることができる業務の種類が広がっていくので、これから積極的に挑戦をしたいとも考えています。また、日清製粉グループの一員として休暇制度や福利厚生なども日々見直され充実しているので、オンオフの切り替えをしながら日々新鮮な気持ちで仕事に臨むことができています。