―どんな仕事をしていますか

当社は冷凍サイクルを軸とした産業機器を生産から販売まで一貫して行っている完成品メーカーです。私は、自動車や半導体の製造現場や研究施設など、より高精度の温湿度制御を必要とする場に不可欠な「精密空調」の設計、評価試験を担当。中でも、自分の目標の一つであった新冷媒を採用した機種の設計と評価試験を行っています。制御の精密さに加え、「地球にやさしい」製品であることへの期待は年々高まっており、当社でもモデルチェンジを行って常に品質の向上に努めています。

―ここで働くことにした理由

大学が実家から遠かったため、長野県で働きたいと強く思っていました。昔から完成品メーカーに興味があり、学んだことを生かして「形」にできる当社の仕事に興味を持ちました。オンライン座談会では若手の先輩と話ができ、雰囲気の良さを感じました。当社には社員一人一人が考えを持ち、それを互いに言いやすい風土が根付いていると感じます。私も先輩方の背中に学び、行き詰まった時など、上司や先輩にやみくもに聞くのではなく、自分なりの考えを伝えて相談するよう心掛けています。

―仕事のやりがいは

2年目までは評価試験とその調整を担当。実際に使う環境を考慮した試験が多く、原因不明のトラブルに苦労もしました。チームの先輩方と検討した解決案が採用され、販売につながった時は達成感とともに大きな自信になりました。現在は設計も担当できるようになり、完成する度にモチベーションが上がります。展示会でお客さまと直接話す機会があり、ニーズに対応した製品を作りたいとの気持ちが強くなりました。これからも経験を積み、より高度な製品に挑戦したいです。