―どんな仕事をしていますか

坂城事業所では主に、さまざまなメーカーの工場で使われる産業用機械の設計・製造を手がけています。私はその中で、各種機械の部品などを収める筐体やフレーム（枠）の組立工程を担当。組み上がった時に正しく動くか、部品の付け忘れがないかなど、一点一点確かめながら作業を進めます。入社時は図面の見方も分からずに苦労しましたが、先輩の丁寧な指導で少しずつスキルが身についていることを実感。数をこなすうち、組立ての精度やスピードが上がっていくのが分かって楽しいです。

―ここで働くことにした理由

全国レベルの卓球部があることが一番の理由です。高校3年間を卓球に打ち込んできたことから、顧問の先生に薦められたのが当社を知ったきっかけ。商業科出身でモノづくりには縁がなかったのですが、社会人になっても卓球を続けられることに魅力を感じました。現在は週3～4回、仕事終わりに地域の体育館に集まり、他部署の部員も一緒に練習に励んでいます。6月には全日本実業団卓球選手権大会の長野県大会で団体2位を獲得。全国大会の出場を決めることができました。

―仕事のやりがいは

部署を問わずやさしい先輩が多く、何でも相談できる雰囲気です。設計、加工、組立、検査をすべて社内で行っており、他部門と連携が取りやすいのも当社の特徴。分からないことをそのままにすることなく、気負わず楽しく仕事に取り組めています。今後の目標は、計測装置や半導体製造装置など経験していない製品の知識も増やして、できる仕事の幅を広げていくこと。後輩に頼ってもらえるよう現場でのスキルを上げたいですし、卓球でも、より上の大会に向けて力をつけていきたいです。