―どんな仕事をしていますか

私たちは摩擦材のプロフェッショナルとして、自動車用ブレーキ部品や産業機械用部品の開発・製造・販売を手がけています。製品の販売先は80ヶ国以上に広がり、世界に向けた仕事ができるのも当社の特徴。私はその中で、製品カタログの作成や新車情報の収集・解析を担当しています。国内外の様々な自動車メーカーで新しく発売される車の寸法や性能などを記載した「諸元表」を調べ、自社製品と互換できるかを確認。ブレーキシューやパッドを探す卸業者からの問い合わせにも、窓口となって対応します。

―ここで働くことにした理由

一番の理由は、大学で専攻したインドネシア語を生かせると思ったからです。地元・佐久に根ざして、世界的に事業を広げている企業であることにも惹かれ、就活の早い段階からアプローチしてきました。入社後は約2年ほど海外営業部に所属し、希望通り東南アジアと南米エリアを担当。注文を受けて船を手配したり貿易書類を作ったり、進捗調整や入金確認にも携わりました。インドネシア語が必要な場面は少なかったですが、各地のお客さまと直接英語でやり取りできて面白かったです。

―仕事のやりがいは

自社の全製品が掲載されたカタログを、紙媒体とWebの両方で公開します。自分が調査・作成したデータが世界中へ発信されるので、ミスや漏れがないように部内でのダブルチェックは欠かせません。時間をかける分、無事にリニューアルされた時は達成感があります。お客さまからの問合せに的確に対応でき、「助かった」「ありがとう！」と言っていただけた時もうれしいです。入社前は車にはあまり興味がなかったのですが、知識が身につくにつれて、どんどん好きになってきました。