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2024年12月2日
スマートフォンなどの電子機器に欠かせないめっき加工。とてもやりがいを感じられる仕事です!
技術部
田村 菫
わが社のここがポイント
- 創立80年! 表面処理業界のリーディングカンパニー
- 資格取得や研修などの機会が充実
- 女性社員も多く、結婚・出産後も活躍中
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、スマートフォンをはじめ多種多様なエレクトロデバイスに使用される電子部品に表面処理加工(めっき加工)を行っています。私は1週間の研修を受けた後に、技術部に配属されました。私が担当する分析業務は3名の女性が携わっており、生産に用いられているめっき液の分析を担当しています。朝と夕方に製造現場からサンプルを回収し、装置などを使って、めっき液の濃度や不純物の濃度がそれぞれの基準値を満たしているか確認しています。最近は、「自動滴定装置」を使った分析を主に担当しています。めっき液の種類は私が所属する事業所内で扱う分だけでも20種類ほど。覚えることが増えてきて大変ですが、任されていると思うと「頑張ろう」という気持ちが湧き、仕事のスピードが上がります。
―ここで働くことにした理由
私は学生の頃から、「自分が携わった製品が世の中で使われている」という喜びを味わえる、ものづくりの仕事に就きたいと考えていました。高校生の頃、授業の一環で当社の社員に教わりながらめっきをつける体験をしたことがあり当社のことを知りました。入社の決め手となったのは、会社見学の際に社員の方々のあいさつが明るく、笑顔に溢れていてとても印象的だったこと。また業務に真剣に取り組んでいる姿にも魅力を感じ、入社を決めました。入社後もその印象は変わらず、社内には明るい方が多く働きやすさを感じています。資格取得や研修などが充実していて、多くの知識を身につけ、スキルアップできる土台があることも当社に惹かれた理由のひとつです。今は「特定化学物作業主任者」の資格取得を目指して勉強しています。
―仕事のやりがいは
めっき液の分析結果が基準値から外れることは基本的にないのですが、めっき液の成分は加工を繰り返すうちに基準とする範囲の中で変化してしまいます。その場合は私たちが製造現場に連絡をして、めっき液の調整をしてもらいます。毎日の作業のなかで安定的に基準値を保てているか、私たちのチームがしっかり確認をすることで、不良品を無くすことができるのです。分析結果が基準値に対して変動していることを連絡した際、製造現場の方から「ありがとう」と言ってもらえたときには大きな達成感を味わうことができます。今後の目標は、信頼される分析者になること。今はまだ先輩たちの知識量に及んではいませんが、資格取得や研修に積極的に取り組み、多くの知識を身につけ、その知識を業務に生かして部署内外に展開できるような社員になりたいです。