―どんな仕事をしていますか

当法人は、知的障がいのある利用者の方々の心身の状況に応じて、自立した日常生活や社会生活を営むことができるように、必要な支援や介護をしています。私は生活支援員として、利用者の方の食事や入浴、排せつなどの日常生活の支援をしています。施設は利用者の方には「住まい・職場」として生活を送る場所です。居心地よく、安心していられる空間づくりを心掛けています。また、季節の変化を感じながら楽しく過ごしてもらえるよう、行事やレクリエーションも企画しています。

―ここで働くことにした理由は

短大は幼児教育学科ですが、福祉についても学びました。実習を通して障がいのある方々と触れ合ううちに「福祉の仕事の方が向いているかもしれない」と思うようになり、志望しました。当法人は、家賃補助や休日数などの福利厚生が手厚く、希望に沿った休日も取得できます。夜勤もありますが夜勤明けの２日間は休みになるので、体への負担が少なく、プライベートも大切にして働くことができます。「人の役に立ちたい」という思いを持っている方には職場見学に来てもらいたいです。

―仕事のやりがいは

利用者の方から「ありがとう」という言葉をいただいた時はとてもうれしかったです。行事などの時に「楽しかった」と喜んでもらえることも、やりがいになります。一方、言葉でのやり取りが難しい方と接する時には、気持ちをくみ取ることを心掛けています。利用者さんの個性を理解して接することで、外部の方から「利用者さんとスタッフの仲がいいね」と言ってもらえる関係性を築けています。今後は介護福祉士の資格を取得し、より安心感を与えられる存在になりたいと思っています。