2023年2月8日
"分析"の信頼性を向上させて、会社に貢献!分析業務を通じた、より良い製品づくりにやりがいを感じます。
大和電機工業株式会社
技術部 要素技術チーム
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わが社のここがポイント
- 創立79年、表面処理業界のリーディングカンパニー!
- 資格取得や研修などの機会が充実
- 女性社員も多く、結婚・出産後も活躍中
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は電子部品への“めっき加工”を行う会社です。素材をめっきで覆うことで、その素材にはない特性を付け加え、強度や耐久性などを高めることができます。私は製造工程で使用するめっき液の分析業務を担当しています。製造現場からサンプルを取り寄せ、めっき液の濃度や不純物の有無など、それぞれの項目が基準値を満たしているか確認していきます。ここでの分析に不備があると、製品の品質や製造工程にも影響を与えてしまうため、重要な仕事です。薬品の種類や性質、分析方法などは多岐にわたるため、化学を専攻していなかった私には最初は難しく感じることも多かったのですが、先輩が優しく丁寧にサポートしてくれるので、今では楽しく分析ができています。分析業務を通じて、より良い製品づくりに携われていることにやりがいを感じています。
―ここで働くことにした理由は
学校の先生に勧められ、当社を見学しました。社内が明るくきれいなこと、すれ違う社員がにこやかにあいさつしてくれたことが印象的でした。部署を超えてコミュニケーションを大切にし、和やかな雰囲気で働いている様子を見て「ここで働いてみたい」と思いました。“ロスの少ない加工技術や製品の品質向上が環境保全活動につながる”という「きれいイノベーション」の考え方も魅力に感じました。私自身も暮らし続けていく地元の環境をしっかり考えている会社だと思ったからです。また、資格取得への補助や研修の機会が充実していることもありがたいです。文系学科の出身ですが、知識も技術もゼロから身に付けることができる環境です。現在も、業務で使える資格を先輩に教えてもらい、チャレンジ中。できることを増やすためにもさまざまなことに挑戦したいです。
―仕事のやりがいは
分析結果を元に、製造現場でめっき液の調整をしてもらい「不良が出なくなった」「ありがとう」と言ってもらえると「ちゃんとできて良かった」と安心し、達成感を得られます。先日は製造の部署からの“依頼分析”を担当しました。依頼分析は日常的に分析しているものとは異なる内容で、緊急度が高い場合も多く緊張しましたが、しっかりと結果を伝えることができ「ありがとう、助かったよ」と言ってもらえました。分析の信頼性を向上させるためには、知識・技術の習得や、機械のメンテナンスも必要です。3年目の私には、まだ触れたことがない分析方法や機械がいくつもあります。先輩たちのように正確な仕事ができるようになるには、日々学び続ける必要があると思います。いつ、どんな依頼をされても応えられるような、信頼される分析担当者になりたいです。