2023年2月7日
車に欠かせない「圧力センサ」の設計を担当。技術と知識をさらに磨いて、イメージを形にできる技術者になりたい!
長野計器株式会社
技術本部 車載センサ技術部技術課
菊地 喜永
わが社のここがポイント
- 高い技術を誇る、圧力計測のリーディングカンパニー
- 業務内容が幅広く、いろいろなことが学べる
- 困ったときに相談しやすく、周りのフォローが厚い
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、世界最大規模の生産・販売力を誇る圧力計測機器の専業メーカーです。私はエンジン燃料やブレーキなど、車の制御に欠かせない「圧力センサ」の開発を担当。お客さまのご要望に沿って、部品の設計から図面の作成、試作品の製作と試験・評価を行い、高性能・高耐久・低コストの製品を提案し、採用されることを目指しています。次期モデルの車やシステムへの搭載が決まれば、量産に向けた改良とラインの立ち上げから、製品として製造部門へ移管されるまで携われることも魅力です。
―ここで働くことにした理由
高校時代、工業科の友人に話を聞いたことがきっかけで工学分野に興味を持ち、大学では機械工学を学びました。就職活動にあたり、住み慣れた地元で働きたいとUターンを決意。学んだことを生かして設計に携われる「ものづくり企業」を探していたところ、当社と出合いました。当社が製造している製品は、さまざまな産業の製品の中核となる部分に使用されていると知り、その安定性が決め手に。配属当初は、先輩たちの優しい人柄のおかげで気軽に相談できて良かったです。
―仕事のやりがいは
入社3年目に携わった、燃料電池システムに組み込まれている水素圧センサの改良が印象に残っています。大幅な変更はできない中、作りやすさ、量産での自動化、安定生産、部品同士の関係など全て考慮しながら形状を模索しました。改良部品が出来上がり、イメージ通りにライン上でスムーズに組み付いていく様子は爽快で、苦労した製品が完成して、実車に搭載された時の喜びは今も忘れられません。今後は更にステップアップして、自分のイメージを製品に反映できる技術者になりたいです。