―どんな仕事をしていますか

長野県全域のインフラ整備の調査・測量・計画・設計・点検・維持管理をしている当社。私は、主に道路の測量や資料作成を担当しています。既存の道路の改修や、新たな道路工事の予定地に出向き、地形の計測や周辺環境の調査を行った上で、分かりやすく情報をまとめるのが私たちの大切な役割。工事のための下準備としてだけでなく、その安全性や妥当性を地域住民の方に説明するためにも、正確なことはもちろん、伝わりやすい資料作りが求められます。

―ここで働くことにした理由は

卒業後は地元で就職することを希望していました。就職にあたって、将来どのようなキャリアを重ねていけるかを重視して企業を探しました。当社には入社後１年間、資格取得のために会社の全額負担で、測量土木の専門学校に通える独自の制度があることを知りました。私もその制度を利用し、知識も資格も得たうえで働けているので安心感もあり、長いスパンでこの仕事に取り組む自覚も育まれました。長野県のインフラ整備に携わり、地元に貢献できるという点にも魅力を感じています。

―仕事のやりがいは

専門の技術や知識を要する測量・設計の仕事は、経験を重ねるほど学びが得られて、やりがいも楽しさも増えていきます。昨年は３次元測量を行い、結果を立体化して資料にまとめたところ、お客さまから「分かりやすい」と喜んでいただけたことが、大きな励みになりました。道路や砂防ダムなど形に残る仕事ができるのも大きな喜びです。先輩方に教わりながら経験を重ねて仕事への理解を深め、安心して設計を任せてもらえるように一つ一つの業務に丁寧に取り組んでいきたいです。