2022年2月3日
建物や公共物の基礎となる「生コン」検査を担当。建築物を通じ地域が整備されていくことに喜びを感じます。

昭和産業株式会社
松本生コン
根沢 郁成
1993年生まれ、松本市出身。信州大学経済学部卒業後、2021年入社。生まれ育った松本市から見える山の景色がお気に入り。趣味は県内の温泉巡り。体を動かす仕事なので温泉に行くことが最大の癒やし。
わが社のここがポイント
- 地域に根差した豊かな暮らしを創造します
- 年齢を超えて仲が良く、和気あいあいとした雰囲気があります
- 完成した建物を見ると、地域に貢献していると感じられます
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は、川の護岸やビル、住宅、高速道路などの土台となる生コンクリートを製造販売しています。私はお客さまが要望された生コンが強度を満たしているかなどを調べる測定検査や、品質管理を担当しています。生コンは生き物のようで、水分量やセメント量、温度などによって性質が変動します。安定した品質の生コンを届けるために品質管理は欠かせません。実際に使われる現場に行き、その場で測定検査も担当しています。
―この会社を選んだ理由は
松本に思い入れがあり、この地に貢献できる仕事を志望していました。大学では経済を学んでいたので、生コンの配合設計や測定時に使う計算式など、事前知識がなく不安もありましたが、地域をつくり上げる人間になれるワクワク感が勝り、入社しました。社員教育が充実していて、さらに先輩方も分かりやすく指導してくれます。今後は多くの現場を経験し、資格取得をして仕事の幅を広げたいと思っています。
―印象深かったできごとは
初めはうまく検査ができなかったことが悔しく、毎日練習をしました。そのうち先輩から「うまくなった」と言われて現場を任されるようになった時はうれしかったです。最初に担当した現場検査は護岸工事で、やり終えた時はホッとしたと同時に、やりがいを感じました。また飲食店の店舗の施工を担当した時は、開店後に活気ある店舗の様子を見て、地域貢献の仕事に携われていると実感しました。