2022年2月3日
医療機器の開発に携わり、製品を通じて、患者さまの命を救う手助けに貢献していると考えると、やりがいがあります。

サクラ精機株式会社
開発部
横江 美希
2000年生まれ、坂城町出身。長野工業高等専門学校電子制御工学科卒業。学んだ知識を医療分野で生かしたいと、夏と冬の2回、サクラ精機のインターンシップに参加して製造と開発の現場を体験。優しい社風が決め手となり、2020年入社。
わが社のここがポイント
- 医療現場に必要な装置の、開発・製造・販売・メンテナンスを行う会社です
- 製造部門が敷地内にあり、現場との連携が取りやすい環境です
- 幅広い年齢層の社員が在職しており、男女関係なく意見を出し合えます
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
病院でがんの検査を行うために必要な装置を設計開発しています。現在は装置に使う部品の選定を担当。各メーカーから部品を選定する際、部品の電気特性、耐熱性、耐久性などが装置仕様に適合するか検証を行っています。量産のためにコスト面も考慮することが求められます。また当社の装置は海外でも使われているため、各国の規格や仕様に応じた部品選定も行います。最近はようやく基板に実装する電子回路を設計出来るようになりましたが、想像以上に難しく、先輩方のアドバイスのもと勉強中です。
―印象深かったできごとは
装置内部の配線固定についてチームで検討した際、さまざまな固定のアイデアが出された中で、固定を不要とする私のアイデアが採用されてうれしく思いました。以前は、検証後の報告書で先輩から内容について質問を受けることが多かったのですが、最近は検証目的に対して的確な結論を導き出せるようになり、着眼点も良くなったと評価されたことが印象に残っています。
―仕事のやりがいは
年齢や役職、性別を問わず意見が言い合える風通しのよい環境の中、少しずつ自分の提案が上司や先輩に認められるようになり、成長を感じてうれしく思います。また思い描いていた以上の仕事を任せてもらえ、学ぶことが多く、入社してよかったと実感しています。今後は開発部内でメインの仕事を任されるような技術者を目指してさらに勉強し、病理医が適切に診断できて患者さまにも負担がかからない装置を作ることが目標です。