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長野はたらく大使の活動!企業が伝えたいことと学生が知りたいことのズレをなくすには?

長野市は本年度、市内企業の効果的な採用活動と、市内で就職する若者の増加につなげようと、市内在住・在学などの学生が企業の魅力を掘り起こして情報発信する「長野はたらく大使」に大学生15人を任命しました。大使たちはグループごとに市内の14社のオープンカンパニーに参加。人事担当者や従業員との対話や仕事体験を通して、長野で働く面白さや、働きやすい環境づくりに向けた課題を探りました。

〈 2024年10月〉長野市長からの任命で活動スタート!

大使たちは荻原健司市長から任命書と名刺を受け取り、多くの若い人が長野市内の企業への関心を持ち長野市で働く魅力を感じられるように活動してほしいと激励を受けました。任命式には事業に参加する企業の採用担当者らも参加し、大使は名刺交換をしたり、活動を始めるにあたって「働くこと」や「長野で生活すること」に対しての意見交換などを行いました。

 

〈2024年11月~〉オープンカンパニーに参加して実際の仕事を体験

事業に参加している市内14の企業を2~4人ずつで訪問しました。半日から1日のプログラムで、会社説明を聞いたり、工場や売り場など現場の見学、業務体験やグループワークのほか人事担当者や先輩社員との対話や意見交換をしたを通し、長野で働く面白さや働きやすい環境づくりに向けた課題を探りました。

〈2025年1月〉報告会で企業との意見交換とよりよいオープンカンパニーの内容を提案

大使は一人一人、参加したオープンカンパニーで「印象に残ったこと」や「実施してほしかったこと」について発表。多くの大使が、訪問先の企業で働く人たちと語った時間が印象に残った、と振り返っていました。

大使の発表を踏まえて行ったグループワークでは、前半は大使と企業に分かれて討議。大使側が「企業について知りたいこと」を、参加企業側は「学生たちに伝えたいこと」をそれぞれ付箋に書いて、次々に挙げていきました。

後半は大使と企業が交じった数人ずつのグループになり、双方の思いの「ずれ」を解消するためにどうしたらいいか話し合いました。企業側から「風通しの良い会社です、といっても本当にそれを感じてもらうのは難しい」という懸念に対して、大使の一人は「オープンカンパニーの際にランチ座談会で、社員の方と話した時に、会社の中では違った雰囲気で、風通しの良さが伝わってきた」と話すなど、率直な思いをやりとり。お互いの考えを知る有意義なコミュニケーションができました。

〈2025年3月〉大使が感じたことを長野市長にも報告

大使を代表して2人の学生が荻原健司長野市長に長野はたらく大使の活動を報告しました。オープンカンパニーや報告会を通じて感じた率直な感想や、大使として活動する前に比べ、働くことに対してポジティブな気持ちになったことなどを伝えました。荻原市長からもやりたいことにチャレンジしてほしいと応援の言葉をもらいました。

市内学生市内就職応援事業(主催:長野市商工労働課雇用促進室)