2025年12月5日
「データ」で社会貢献する仕事。分析やデータ解析に興味があれば、ぜひ挑戦してほしいです!

株式会社科学技術開発センター
技術部 環境分析課
R.T.
わが社のここがポイント
- あらゆる環境の調査・分析から正確なデータと評価を提供し、快適な生活空間につなげます
- さまざまな角度から抽出した分析・測定結果を基に、お客さまの困りごとの解決策を提案します
- 最新計測機器を多数保有し、「何かを測る」仕事のプロ集団です
インタビュー内容
―どんな仕事をしていますか
当社は水質・大気・音・臭気など人々の暮らしや産業に関わる環境調査・分析を行っています。私は主に水道水や土壌に含まれる水分の水質検査を担当し、国が定めた基準に測定値が収まっているかを確認します。検査項目は50以上あり、機械で数値化されるものに加え、味やにおいは人の感覚で確かめます。重要なのは、正確な数値を導くこと。初回で出た数値をそのまま信じるのではなく、機器の倍率を変えたり、別の装置で再分析することで妥当性を検証し、結果の裏付けを怠らないよう心掛けています。
―ここで働くことにした理由
大学では自然科学を専攻し、川や地下水の水質調査にも取り組んでいました。その経験から当社の業務に強いつながりを感じ、分野を超えてさまざまな環境調査に携われる点に引かれました。機器や試薬の基礎的な取り扱い方法や複数の測定を通して検体の傾向を見極める力など、在学時に培ったスキルが役立っています。ほかにも子ども向け職場体験や地域のゴミ拾いなど地域貢献活動に取り組み、「社員一人一人が豊かになる会社」という理念を体現する姿勢にも魅力を感じています。
―仕事のやりがいは
当社の製品は「数値」。その結果が人体や産業活動に大きく関わるため責任の重さを感じますが、やりがいも大きいです。特に未知の検体に対して一つ一つ分析を重ねて傾向を予測し、それが的中した時は思わずガッツポーズしたくなるほどうれしいです。社内の仕事が偏らないよう互いに協力し合う雰囲気も働きやすさを感じます。7年の実務経験を経てさらに力を伸ばすために、「危険物取扱者」「環境計量士」など国家資格の取得が目標。知見と技術を高め、業務の幅を広げていきたいです。


