―どんな仕事をしていますか

主に建築、土木工事の現場管理を行う当社で、私は建築工事の現場監督（施工管理）をしています。工期に間に合うよう職人さんを手配し、工程管理や予算管理を行い、現場に常駐して安全管理や品質管理、進捗確認の写真管理を行うなど管理全般を担当。お客様との定例会議も参加します。大切にしているのは、職人さんや協力してくれる方々の気持ちに寄り添い、感謝すること。どんな建物も、大勢の人が関わって初めて形になるからです。現在は長野市松代地区で文化財（武家屋敷）の防災施設整備工事を手がけています。

―ここで働くことにした理由

昔からテレビで放映される建造物の特集番組を見たり絵を描いたりするのが好きで、住宅デザインの仕事を目指し、高校では建築学科で学びました。実習で測量など体を動かすほうが自分に向いていると感じ、建物を造ることに興味が湧いて建設関係の就職を希望しました。当社の名前は以前からよく知っており、土建業で働く祖父が当社の仕事を請けていたこと、高校の先生から勧められたこともあって入社を決意。公共工事も多く手がけ、地元のまちづくりに関われる点も魅力を感じたし、今は自分の時間を自分で作ることも学べ、成長を感じます。

―仕事のやりがいは

建物の設計を理解して職人さんに伝え、工事全体を一通り把握できるのが現場監督の魅力。当初は年齢層が広い建設業界で、時に厳しい年上の職人の方々との接し方に苦労もしましたが、上司や家族の支えもあり、継続することで、一人一人と向き合えば周りがサポートしてくれることなど多くを学びました。社内は個性豊かな社員が多く、世代の壁を感じず、相談もできる雰囲気。また自分のスケジュール調整次第で時間を作れるので、趣味の卓球と、大切な家族との時間のバランスが取れるのもやりがいです。