―どんな仕事をしていますか

当社は自動車や建機部品の製造をしている企業です。シャフトや油圧制御部品などを手掛け、高い加工技術力で大手自動車メーカーからも一次請けとして評価を受け、航空宇宙領域にも事業を広げています。私は丸子工場での量産品や試作品の検査を担当。お客さま先から届く図面をもとに、部品の寸法が規定に合っているか、素材の欠陥はないかなどをチェックします。判定データをもとに量産に入るため、品質の「最後の門番」のような気持ちで、責任感をもって日々の業務に当たります。

―ここで働くことにした理由

車やモノづくりが好きで高校では機械系の学科へ進学。専門学校でも整備技術と共に、自動車部品の設計・開発を学べるコースを選びました。当社に興味を持ったきっかけは、学校に来ていた求人の中で、地元に根ざした自動車部品製造の企業だったから。本田技研工業や小松製作所といった業界大手企業のティア1（1次サプライヤー）であることも知り、技術力の高さに惹かれました。社員寮完備・家賃補助ありなど環境が整っているほか、先輩にも車好きな人が多いと聞いたことも理由です。

―仕事のやりがいは

世界で活躍するホンダ車の足回り部品に関われることは大きなやりがいです。自分もホンダユーザーですし、街中でさまざまな車種を見るたび、自分の仕事が社会とつながっている実感を持てます。毎日違う部品を測定することで、新しい技術を学べるのも魅力。分からないことは積極的に質問して、部品の性能やチェックするべきポイントを把握するよう心掛けています。上司も先輩も親身に相談に乗ってくれる人ばかりなので、これからも幅広い製品に携わりスキルアップを目指したいです。