―どんな仕事をしていますか

金融事業・共済事業・営農事業・経済事業と多岐にわたる業務の中で、私は金融課の渉外係をしています。組合員であるお客さまのお宅を訪問して、お金に関する困り事や要望を伺い、ライフプランに合わせたより良い生活に向けて定期貯金や投資信託、金融商品のご提案や年金の手続きなどを行っています。バイクで1日十数件伺いますが、初めての訪問でも快く迎え入れてもらうことばかり。以前から農協との信頼関係ができていることが実感でき、地域の温かさと働きやすさを感じています。

―ここで働くことにした理由

地元の長野で地域の人と関わりながら生活のお手伝いがしたいと考えました。農業に従事する祖父母のもとを訪れていた職員の方のことを思い出し調べてみると、総合的に事業を展開しているので幅広い業務に携わることができると分かり、魅力を感じました。私は大学時代まで野球を続けていて、その先輩からも当組合の仕事内容や和やかな職場の雰囲気を聞き志望しました。渉外係としての必要な知識は、ロールプレイング研修などで学んだので、初訪問でも安心して臨めています。

―仕事のやりがいは

お金の手続きで大切にしているのは、上司からの「現金その場限り」という言葉。現金を預かる際は、後から金額が違ったという状況が起きないように相互で金額を確認するようにして、ミスがないよう細心の注意を払っています。私の言動一つ一つが当組合の顔になるので、丁寧な対応を心がける中で「ありがとう」「またお願いね」などの感謝の言葉をいただくとうれしく思います。生命の根幹を担う農業の振興と、地域の豊かさを創造するための仕事にやりがいを感じています。