―どんな仕事をしていますか

当社は、商業施設（青木島ショッピングパーク）事業、ホテル（アパホテル長野）事業、有機農業の三つの事業を展開しています。私は主に農業とホテル事業に携わっています。農業では有機JAS認証を取得した農場で有機野菜を育て、ホテルの朝食で提供しています。ホテルでは、3交替のシフト勤務でフロントなどの業務に就いています。季節や天候の変化など自然を相手にする農作業は飽きることがなく、臨機応変なお客さま対応が求められるホテル業務との共通点を感じています。

―ここで働くことにした理由は

地元で仕事をすることで地域の発展に貢献したいという思いが強く、大学入学時から就職は長野でと考えていました。農業に興味があり、農業高校ではバイオコースを、大学では応用バイオを専攻しました。農業に関わる仕事がしたいと思っていたので、企業として有機農業を手がけている当社に大きな魅力を感じました。ホテル業務と自然に囲まれた農場での業務を兼任することは学びが多く、両方の知識や経験を一つの会社で身につけられることは大きなメリットだと感じています。

―仕事のやりがいは

丹精込めて育て収穫した野菜を調理して、自社のホテルのお客さまに召し上がってもらう。この一連の流れを一つの企業で取り組み、自分が関われていることに大きなやりがいを感じています。お客さまに「これは有機野菜ですよ」と言葉を添えてお出しすると会話が弾み、おいしいと喜んでいる姿を見ると、もっと頑張ろうというモチベーションにつながります。今後はより事業が良くなるような提案ができるよう知識や経験を積んで、多角的な視点が持てるように成長していきたいです。