―どんな仕事をしていますか

当社は、半導体や液晶パネルの製造に欠かせない「真空空間」をつくる「ドライ真空ポンプ」の設計から販売までを行う技術系メーカー。私は、大学の研究室などで使用される一般産業向け真空ポンプの設計や試作・試験を担当しています。製品の小型化・軽量化、コストダウンを目指し、より高い性能が出るまで試作と試験を繰り返し行います。業務が滞らないように、教えてもらったことは一度で覚え、やってみて分からない時はすぐに先輩に聞いて解決することを意識しています。

―ここで働くことにした理由は

製造業が盛んな地元で働きたいと、工学系の大学に進学。就職活動中、冬のイルミネーションや工場見学でなじみがあった当社のインターンシップに参加しました。きれいに整えられた工場や充実の社食、特に社員皆が楽しそうに働く姿が入社の決め手に。１年間の製造研修で製品知識を一から学び、配属後も年の近い先輩がついてくれるので、安心して業務に取り組めます。また、資格報奨制度の対象が約２５０もあるので、さまざまな挑戦ができるなど、多様な面で働きやすい環境です。

―仕事のやりがいは

製品の組み立てに必要な治具の図面を1カ月で16枚作成したことは思い出深いです。配属後、初めて図面作成を担当したので不安もありましたが、先輩たちにアドバイスをもらいながら、納期通りに承認登録まで終えられた時は達成感でいっぱいでした。今後は、真空や技術分野の資格取得などで知識を増やし、先輩たちのように技術力の高いエンジニアになることが目標。女性技術者が少ない現場なので、未来の後輩のために私がモデルケースとなれるよう、活躍の場を広げていきたいです。